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胃ろうの管理とスキントラブルケアのための、とっておきの秘伝の数々!
書籍情報
- 著者 医療法人三和会東鷲宮病院副院長 水原 章浩
- 定価(本体2,900円+税)
- B5判/56頁/オールカラー/カラー写真・図130点
- ISBN978-4-906829-56-9
- 発行日:2015年7月10日(第1版)
本書の特長
- 胃ろうは経口摂取が進まない患者さんに対する栄養ルートとしてポピュラーな手段となっていますが、胃ろうの管理にあたって様々な合併症が生じることがあります。
- とりわけ瘻孔部からの栄養剤の漏れで困るケースが多く、ときとして難治性のスキントラブル、びらんや潰瘍が生じることがあります。
- 著者の病院では以前から創傷治癒理論に基づいた傷の治療を行っており、そのノウハウを胃ろうのスキントラブルに活かすべく長年取り組んできました。
- 本書では、胃ろうのスキントラブルを改善させるためのいろいろな創傷被覆材の使用や陰圧閉鎖療法の応用など創傷治療的ケア方法をはじめ、チューブを垂直に立てる工夫やチューブの材質の変更など多種多様な対処法とその心得を示します。
目次
- 1.胃ろうの管理
- 2.過剰肉芽
- 1)過剰肉芽とは?
- 2)過剰肉芽にはステロイド軟膏
- 3)実際にはどうしますか?
- 3.胃ろう漏れによるスキントラブル
- 1)胃ろう漏れはなぜ起きるのですか?
- 2)漏れの対策には何がありますか?
- 3)漏れによるスキントラブルの対処法は?
- 4)創傷被覆材はどのように使いますか?
- 5)外用薬はどのように使いますか?
- 4.症例提示
- 1)過剰肉芽対策にステロイド軟膏、ウナギ巻き法
- 2)外固定板の押しつけすぎで生じた潰瘍および真菌によるスキントラブル
- 3)アメゴムチューブ入れ替えが奏効した症例
- 4)生理用ナプキンの使用
- 5)Ball valve 症候群を疑ってボタン式に変更
- 6)チューブを抜去して新たにPEG 造設した症例
- 7)陰圧パック療法で改善した症例
- 8)新しい創傷被覆材〜オスモパッド® による漏れへの対処
- 【コラム】
- 1.オスモパッド® とは?
- 2.誤挿入!
- 3.スカイブルー法によるPEG チューブ交換
読者対象
胃ろうに携わる医師、看護師、管理栄養士、ほか医療スタッフ