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明確な診療指針が示されていない消化器疾患の、診断・治療・患者マネジメントを学ぶ実践の書!
書籍情報
- 編集 大分大学消化器外科CABS club(カボスクラブ)
- 定価(本体4,000円+税)
- B5判/112頁/オールカラー/カラー写真・図70点
- ISBN978-4-906829-49-1
- 発行日:2015年5月1日(第1版)
本書の特長
- 1.明確な診療指針が示されていない事例のベストアンサーを示した本
- 2.ベストアンサーを導き出す5段階の方法論を示した本
- ステップ1. 症例と具体的な疑問点の提示(クリニカルクエスチョンを明確化)
- ステップ2. 背景(日本や海外での指針・ガイドライン)
- ステップ3. エビデンスに基づいた文献レビュー(エビデンスレベル順に整理)
- ステップ4. 議論と考察(本症例に当てはめる場合の問題点と考え方)
- ステップ5. ベストアンサー
- 3.消化器疾患の幅広い領域において、診断・治療・患者マネジメントを学ぶ実践的な本
目次
- 1 章 食道・胃
- CQ1 食道癌術前補助療法後の評価にPET-CT検査は有用か?
- CQ2 食道癌3領域郭清手術において気管虚血の予防策はあるのか?
- CQ3 進行胃癌に対して腹腔鏡下胃切除術を行ってよいか?
- CQ4 膵浸潤が疑われる進行胃癌に対して膵合併切除術をすべきか?
- CQ5 すべての進行胃癌に対して審査腹腔鏡を行うべきか?
- CQ6 審査腹腔鏡の診断精度を上げる新しい胃癌腹膜播種診断法は存在するか?
- CQ7 初回手術時に判明した胃癌腹膜播種症例に対して、化学療法を施行した後の胃切除術は行うべきか?
- CQ8 超高齢者(80歳以上)の根治切除不能進行胃癌症例に対する化学療法は行うべきか?
- CQ9 噴門近傍の胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下胃局所切除術―狭窄予防のためのテクニックは?
- 2 章 大腸
- CQ10 直腸癌低位前方切除術において、術中の切除標本確認にて、腸管の肛門側切除距離が短かった場合、追加切除が必要か?
- CQ11 直腸癌局所再発に対してR0手術が可能ならば骨盤内臓全摘術まで行うべきか?
- CQ12 直腸癌の超低位前方切除術で一時的回腸人工肛門は全例に必要か?
- CQ13 大腸癌治癒切術後にCEAが上昇する症例のfollow upはどうすべきか?
- CQ14 下部消化管穿孔手術においてSSI発生予防のために皮下ドレーンを留置すべきか?
- 3 章 肝胆膵
- CQ15 大腸癌の同時性肝転移における原発巣と肝転移巣の同時切除に対して腹腔鏡下手術は安全か?
- CQ16 胆管癌手術において術中迅速病理診断陽性! 適切な対処法は?
- CQ17 胆道癌の術前診断:PET-CT検査で大動脈周囲リンパ節陽性は信用できるか?
- CQ18 原発性十二指腸癌に対して全例に膵頭十二指腸切除術を選択すべきか?
- CQ19 膵癌に対する尾側膵切除術を腹腔鏡下に行ってもよいか?
- CQ20 尾側膵切除術後の膵液瘻の危険因子と予防対策はあるか?
- 4 章 肥満・ヘルニア・イレウス
- CQ21 肥満外科手術で糖尿病は寛解するか?
- CQ22 機械的イレウス(単純性)に対し、イレウス管による減圧療法時に手術に踏み切るタイミングは?
- CQ23 機械的イレウス(単純性)に対するガストログラフィン造影は病態の改善に有用か?
- CQ24 成人鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下手術の選択はTEPかTAPPか?
読者対象
消化器外科医、消化器内科医、放射線科医、病理医、研修医