関節リウマチ最新薬物治療
―MTX・バイオレジメン 改訂第2版

ISBN 978-4-906829-48-4

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新ガイドラインに準拠し、分子標的薬など画期的な最新治療薬による待望の改訂新版!

書籍情報

  • 著者 東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター副所長・教授 桃原茂樹
  • 定価(本体3,900円+税)
  • B5判/144頁/オールカラー/図101点・表16点
  • ISBN978-4-906829-48-4
  • 発行日:2015年3月31日(改訂第2版)
本書の特長
  • MTXや生物学的製剤の登場と臨床経験により関節リウマチの治療は劇的に進歩してきている。その結果、目標とされる寛解に至る割合も半数を超える時代になってきた。
  • 本書の初版から2年にすぎないが、分子標的抗リウマチ薬など幾つもの効果的な新薬が登場し、現在本邦で使用できる薬剤をすべて含むように、タイトルも『MTX・バイオレジメン―関節リウマチ―』から『関節リウマチ最新薬物治療―MTX・バイオレジメン』に変更し、全面改訂を行った。
  • 改訂第2版では、新たに登場した薬剤はもちろんのこと、すべての薬剤を新たに提唱された分類にそって紹介し、国内外での新しい話題を要点を絞って取り入れた。
  • 具体的には、欧州リウマチ学会(EULAR)の新しいリコメンデーション2013updateと、2014年の米国リウマチ学会(ACR)で示されたACRリコメンデーション2015 update案を、また日本リウマチ学会による関節リウマチ診療ガイドライン2014についても各薬剤で触れた。さらに、第2章の各薬剤の項では、新しく報告された重要と思われるスタディーも加えた。
  • 最近、よく取り上げられて議論される関節リウマチの発症や疾患活動性の重症化予防と危険因子、バイオフリーやドラッグフリーと言われる生物学的製剤など抗リウマチ薬の休薬の話題にも言及した。

目次

  • 第1章 総 論
    • 1. 関節リウマチ治療の基本概念
    • 2. 2010年ACR/EULAR RA分類基準
    • 3. Treat to Target(T2T)の概念と新しい寛解基準
    • 4. 薬物治療の実際
    • 5. 治療開始時、および経過観察中の注意点
    • 6. 外科的治療と周術期の注意点
    • 7. 発症や疾患活動性重症化予防の考え方
  • 第2章 薬物治療─疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)
    • ●csDMARDs:従来型抗リウマチ薬
    • 1. メトトレキサート
    • 2. ブシラミン
    • 3. サラゾスルファピリジン
    • 4. タクロリムス
    • 5. レフルノミド
    • 6. ミゾリビン
    • 7. イグラチモド
    • 8. csDMARDs:従来型抗リウマチ薬による併用療法
    • ●tsDMARDs:分子標的抗リウマチ薬
    • 9. トファシチニブ
    • ●生物学的DMARDs(注射製剤)
      • ◆バイオオリジナル
      • ■TNF阻害薬
    • 10. インフリキシマブ
    • 11. エタネルセプト
    • 12. アダリムマブ
    • 13. ゴリムマブ
    • 14. セルトリズマブ ペゴル
      • ■非TNF阻害薬
    • 15. トシリズマブ
    • 16. アバタセプト
      • ◆バイオシミラー
    • 17. インフリキシマブ後続1
  • おわりに─バイオフリー、ドラッグフリーの実現は可能なのか?

読者対象

内科医、整形外科医、研修医、薬剤師、看護師

正誤表

2015年3月31日改訂第2版第1刷

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