顎関節の疾患でこれ以上苦しまない・苦しませないために！

書籍情報

• 著者　外川歯科医院院長　外川 正
• 定価（本体2,800円＋税）
• B5判／80頁／2色刷／図72点
• ISBN　978-4-906829-12-5
• 発行日　2012年6月10日（第1版）

本書の特長

• 「顎関節症」と診断され治療を受けた患者さんが、治療によって症状を改善するのでなくいっそう悪化させ、苦しんでいるという実態があとをたちません。
• 歯科医師には顎関節に関わる疾患について診断学を習得し咬合理論を身につけ、治療に精通できるように解説しました。患者さんには、どのようにして歯科医師を選んだらよいかを知り、疾患の診断と治療に関する知識を身につけ、適切な治療を見極められるようにしました。
• 患者さんが理解できるよう専門用語や特殊な言い回しなどを日常の言葉に置き換えました。

目次

• 1.「いわゆる顎関節症」について
• 2 .正常な咬合（正常なかみ合わせ）
  • 1．歯の形態と機能（歯のしくみと働き）
  • 2．咬合に関与している筋肉（かみ合わせに深くかかわている筋肉）
  • 3．顎関節の構造と機能
  • 4．下顎骨の動きと咬合
• 3 .機能的不正咬合（異常なかみ合わせ）
  • 1．機能的不正咬合の原因
  • 2．機能的不正咬合の種類とその確認の方法
• 4.「いわゆる顎関節症」に含まれる疾患とその治療
  • 1．外側翼突筋の疲労・腱鞘炎（仮称）
  • 2.円板後部組織機能不全症（仮称）
  • 3.関節円板後方転位（仮称）
  • 4.顎関節可動域拡大あるいは顎関節外側靱帯断裂（仮称）
  • 5.変形性顎関節症
  • 6.関節円板の穿孔（仮称）（関節円板に穴が開いている状態）
  • 7. 「いわゆる顎関節症」に含まれない顎関節の疾患
• 5.「いわゆる顎関節症」に適する治療方法と適さない治療方法
  • 1.原因療法
  • 2.対症療法
  • 3. 「顎関節症」の治療に関する問題点

読者対象

歯科医、口腔外科医、患者