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関節リウマチの薬物治療を安全・効果的に行う実践の書!
書籍情報
- 著者 京都府立医科大学附属病院 病院教授 川人 豊
- 定価(本体3,800円+税)
- B5判/144頁/本文2色刷/カラー写真7点/写真・図34点/表49点
- ISBN 978-4-906829-00-2
- 発行日 2012年4月10日(第1版)
本書の特長
- 関節リウマチの治療法はサイトカイン阻害薬を中心とする生物学的製剤の登場で画期的・飛躍的に変化している。
- 欧州と米国リウマチ学会共同で、関節リウマチの新分類基準・新寛解基準が発表され、基準を検証しながら効果的な治療法と製剤が増え、治療法は急激に進歩している。
- 治療の目標は寛解、さらに完全な寛解状態をめざすことにある。そのためには患者個人の効果・副作用を捉え、オーダーメイドの治療が必要とされる。
- 本書は、臨床のエビデンスと著者の自験を織り交ぜ、安全・効果的な治療を行える実践の書とした。
序より
ここ数年、新分類(診断)基準、新寛解基準、欧米のリコメンデーションなどが次々と発表された。
リウマチ診療体系の大変革の中でこれら知見をどのように理解し、我々のリウマチ診療に応用していくのかが大きな課題である。
幸い国際学会のレポーターの仕事を数多くさせていただき、これらを詳細に理解できる機会に恵まれたことが本の執筆に大いに役立った。
一般臨床医からリウマチ専門医をめざす医師のために、基本的な知識をふまえながらの薬物治療の解説書として、日常臨床に役立てていただければ幸いである。
目次
- 1.関節リウマチの病態
- 2.関節リウマチ診療における検査
- 3.活動性や病期の評価法
- 4.関節リウマチの診断から治療戦略
- 5.日常リウマチ診療における対応
- 6.妊娠、授乳に関わる関節リウマチ治療
- 7.血管炎を伴う関節リウマチと関節外症状
- 8.リウマチ診療における抗炎症薬とステロイドの使い方
- 9.生物学的製剤を含めた抗リウマチ薬の使用法
読者対象
内科、整形外科