元気と美しさをつなぐ ヘルシー・エイジング・シリーズNo.1
書籍情報
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- 著者
- 江戸川病院ヘルシー・エイジング・センター長
- 東京女子医科大学名誉教授 阿岸鉄三
- 定価（本体4,800円＋税）
- B5判／132頁／2色刷／カラー写真4点、2色図20点
- ISBN 978-4-906829-21-7
- 発行日 2012年8月10日（第1版）
本書の特長：序より
気功とは、気とはなにかと探るうちに、通常医療とは異なるグループの、医療と呼んでいいのかさえはっきりしない補完・代替・伝統医療といわれる医療類似行為の存在に気がつきました。
その中には、どうもわれわれが通常医療の基礎であるとし、依拠するとしている現代科学では理解できないものが含まれていることも分かりました。
そのうちに、気功の効果は、身体的ばかりではなく、精神的からスピリチュアルな面にまでおよび、欧米では、スピリチュアル・ヒーリング、サイキック・ヒーリングなどと呼ばれ、医療保険制度に組み込まれている場合もある状況が分かってきました。
そうなると、気の発現・作用機序は現代科学の観点からいまだ不明であっても、年齢的に適応のある患者が多いと考えられるヘルシー・エイジングを目標とする医療に気功が利用される場面がおおいにあることが想定されるようになってきました。
本書は、医療気功の有用性と、医療は科学的ばかりでは理解できないことを示唆することを目的に書かれたものです。
目次
- ��.日本学術会議とホメオパシー問題
- ��.科学的ばかりとはいえない医療の数々
- 1. 医療とはなにか
- 2. 補完代替伝統医療とはなにか
- 3. 補完代替医療にはどんなものがあるか
- 4. プラシーボ効果
- ��.医療として利用できる気功
- 1. 気功で現れた医療的効果
- 2. 気功と科学的な証拠（evidence）
- 3. 副作用はないのか
- 4. 外気功の手技
- 5. 気功とはなにか
- ��.科学的でない医療が保健医療に
- ��.科学・科学的とはなにか
- 1. “科学的”の諸様相
- 2. “科学は絶対的”に対する疑問
- 3. “科学的である”ことは刷り込み
- 4. 科学技術に対する幻滅
- 5. 世の中は科学的だけでは動かない現実
- _. 越境する知
読者対象
全科医師、医療スタッフ、気功師、一般
