アウトローと語る社会問題

ISBN 978-4-909888-03-7

犯罪心理や社会問題の実態を理解するため、かつての「アウトロー」たちに耳を傾ける渾身の一冊!

書籍情報

  • 著者 舘野雄貴
  • 監修 吉野量哉
  • 定価(本体1,800円+税)
  • A5判/192頁
  • ISBN 978-4-909888-03-7
  • 発行日:2019年6月20日(第1版)

本書の特長

  • アウトロー(英語:outlaw)とは、犯罪等により法の保護を受けられない、あるいは法律の外に逸脱していった人物を指す。法で守られた社会とアウトローたちの生きる世界ではルールがまったく異なり、独特の世界観の中で生きていることが多い。裏社会では法による保護は頼ることができず、秩序も存在しないに等しく、尋常ではない弱肉強食の世界では、人間の悪しき心が渦巻く裏社会には生命を脅かすような危険ばかりである。
  • そのような世界を生きるアウトローたちは、暴走行為や暴力事件を起こし、共に悪事を働くことによって歪んだ絆を結び、悪事を繰り返すことで結束を強め、不良としての地位を確立していく。表社会では罰せられるような反社会的行動が尊敬に値し、仲間からの賞賛を受けたりもする。そんな彼らの存在が社会にどのような影響を及ぼしているのか……。
  • 近年の犯罪に関する報道を見ていると、被害者側への過度な気遣いや裁判への影響を過剰なまでに忖度した報道によって被告の情報公開を自己規制する風潮がある。被害者側を擁護する見方をされる場合が多いが、加害者だけに原因があるとは限らない場合がある。無論、被害に遭った者への同情や共感は尊く大切なものである。その一方で表面化していない、もっと深くて見えづらいところに真実がある場合も多い。
  • かつてアウトローと呼ばれた者達に直接話を聞き、犯罪心理や社会問題の実態への理解を深めることを試みた渾身の一冊。

目次

  • 第1章 夜櫻會 三代目総會長 加藤友弥
  • 第2章 Tintoy-13 大嶋崇弘
  • 第3章 大宮連合 野口卓宏
  • 第4章 瀬名 瑠依
  • 第5章 BiG DaDa
  • 第6章 山谷連合 清水勇
  • 第7章 City Of Angels 神矢直之
  • 第8章 CRS連合 松戸スペクター十六代目総長 吉野 量哉
  • 第9章 まとめ

読者対象

児童指導員、児童相談員、児童福祉司、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、心理カウンセラー、青少年の非行問題に関わる方々、一般

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