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病気と治療方法を知り、自分にとって最善と思える治療方針をみつけるためのノートです!
書籍情報
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- 監修:
- 清水哲郎(岩手保健医療大学学長)
- 会田薫子(東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任教授)
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- 著者:
- 日笠晴香(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科講師)
- 圓増 文(東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学専攻公共健康医学講座医療倫理学分野助教)
- 定価(本体1,300円+税)
- B5判/72頁/2色刷/図6点・表22点
- ISBN978-4-906829-86-6
- 発行日:2018年4月1日(第1版)
本書の特長
- 月経痛を訴えて受診する4人に1人が子宮内膜症と診断されるほどに、子宮内膜症は近年急激に増えています。その治療方針は生活スタイルや人生設計に応じて変化し、治療方針に悩む方も多くいます。
- このノートは、著者自身の経験をふまえ、治療方針の選択に悩んでいる時、今受けている治療を継続していいのか迷っている時、治療を含めた今後のくらしについて誰かに相談したい時などに、医療者や家族・パートナーと話し合いながら自分の考えをまとめ治療選択に至る意思決定プロセスを支援し、自分にとって最善と思える治療方針をみつける手助けとなればという思いで作られています。
- このノートは二部構成となっています。
Part1 には子宮内膜症とはどのような病気か、どのような治療の目標が考えられるか、具体的な治療方法にはどのようなものがあるのかが書かれています。
Part2 は記入式になっています。自分の具体的な治療方針を決めるために、医療者から説明された情報を整理したり、自分自身の考えをまとめたり、医療者と十分に話し合ったり、家族やパートナーと相談したりするのに役立ちます。
さらに記入用ノートを付録として添えました。
目次
- Part 1 子宮内膜症とその治療について
- 1 子宮内膜症ってどんな病気?―子宮内膜症の経過と影響
- 2 どんな検査で何がわかるの?―検査と診断の流れ
- 3 何を目指して治療するの?―治療目標の設定
- 4 どんな治療を選ぶ?―目標にあった治療方法を選択するために
- Part 2 子宮内膜症の意思決定プロセスノート
- ―治療方針を決めるために―
- Step1・現在の状態
- Step2・治療法の選択肢の整理
- Step3・治療を通して何を目指すか
- ―大切にしたいことや将来の計画をふまえて、治療の目標を定めましょう
- Step4・どのような治療を希望するかのまとめ
- 付録 子宮内膜症の意思決定プロセスノート 記入用
読者対象
一般市民、患者家族、産婦人科など医師・看護師ほか医療関係者